通信教育「Z会」
一昔前まで通信教育で学習している子は、塾へは通わず通信教育に専念するものと言うのが常識でした。
塾へ通う子が、塾の他に通信教育もやっているという子はほとんどいませんでした。
しかし、今は通信教育と塾を併用している子供達も増えてきています。
Z会のパンフレットでは、「Z会の通信教育のおかげで塾でもいい成績が取れるようになった」というコメントも紹介されています。
Z会は、2010年春、大手進学指導塾の栄光ゼミナールと資本提携を結びました。
栄光ゼミナールのサイトでは、そのことが説明されています。
また栄光ゼミナールのサイトからZ会のサイトへ行けるようにリンクも貼られています。
栄光ゼミナールの「理科実験教室」で「学力診断」に参加した人には、全員に「Z会ドリル」がプレゼントされます。
Z会と栄光ゼミナールの提携は、両社の経営上の目的はあるでしょうが、利用する側にとってもメリットが考えられます。
例えば、学力を上げるための量をこなす訓練になるということが挙げられます。
単純に考えれば、通信教育と塾の両方をこなすということは、それだけ量をこなすということですから時間も必要になります。
しかし、高い学力を目指すなら量をこなす訓練は避けて通れない道。
そう考えた場合、別々の通信教育と塾をこなすより、提携した両社のサポートがあれば、その壁を乗り越えるためのサポートなどアドバイスも受けやすくなります。
高い壁を超えるためなら、通信教育と塾の併用も検討の一つでしょう。
Z会の通信教育受験コースでは、小5、小6になると、入試を控えた本格的な内容になってきます。
カリキュラムが細分化され、教科ごと、難易度ごとに、さまざまなプランが用意されています。
年2回の「到達度テスト」も加わります。
添削は月2回。6年生の7月までの期間は、一人一人の答案に応じた、復習問題も返送されます。
6年生になると、さらに豊富なオプションが準備されています。
国語の長文、算数の立体図形、理科の論理的思考など。
科目ごと、分野ごとに特訓テキストを使った学習も可能です。
また、開成、灘など、首都圏の難関中学については、志望校別の演習講座も設けられています。
小学6年生が、Z会の通信教育をテキストと添削をセットで受講した場合、費用は1カ月17,500円になります。
科目ごとのオプション講座や、志望校別の演習をプラスした場合、さらに1万円から3万円程度が必要です。
Z会の通信教育では、小3から受験コースが設けられています。
受験コースでは、学年にとらわれない先取り学習が可能となっています。
添削の回数も、3年生の理科、社会をのぞいて、月2回になります。
Z会の通信教育で特徴的なのは、小3の理科、社会で、体験学習が重視されている点です。
Z会の公式サイトには、各学年の「完全ナビ」というページがあります。
小3の「完全ナビブック」の中で、体験学習についても詳しく説明されています。
理科では、課題の中に実験が含まれています。
社会では、福祉についての学習で、家の中で保護者に見てもらいながら、目の見えない状態を疑似体験するプログラムが紹介されています。
どちらも、実験後分析し、まとめる学習が含まれています。
パンフレットには、体験学習した保護者のコメントが紹介されています。
その中には「はじめ半信半疑だったものの、あとになってその価値が分かった」という、コメントが紹介されています。
中学受験を考えている人にとって、高学年で本格的な受験勉強が始める前に、この段階で実験の結果を分析する練習を体験しておくことは、貴重な経験になるでしょう。
Z会の通信教育は、年代やレベルに応じて幅広い豊富なプランを準備しています。
年代では小学生から大学入試まで。同年でもレベルに合わせた幅広いプランとなっています。
例えば、小学生向けのプランだけでも、
・小学1,2年コース
・小学3,4,5,6年生標準コース
・小学3,4年生受験コース
・小学5,6年受験コース
の4つにプランがあります。
加えて小学6年受験コースには、科目別、難関学校別のオプション講座も用意されています。
当然、料金設定も細かく設定されています。
小学生向けのパンフレットを見てみると、料金表だけで約3ページが占められています。
小学1,2年コースは、毎月払いで月5,000円です。
6か月、12カ月一括払いにすると、少しお得になります。
小学1,2年コースの教材をパンフレットで見てみると、楽しく性を育てる内容になっています。また、多くの文章を読むことにもポイントが置かれています。
添削指導員が担任制であるのも、Z会の小学生の通信教育の大きな特徴です。
担任制ということは、一人の先生が子供の能力やレベルを良く理解できますから、得意教科の偏りなど全体的なバランスを考えて指導してもらえる点が魅力的ですね。

